(はは)なにをもってオストメイトトイレというのだろう

普段は車で移動している私(はは)ですが、
今日は、夜に宴席があるため、
久しぶりに、電車で出張先へ。

 

うーしー(息子。30代前半独身)が、
潰瘍性大腸炎で大腸全摘をして、
人工肛門を増設するまでは、
ストーマがどんなものか、
考えたこともなかったし、
オストメイトトイレを意識したことも、
ありませんでした。

 

軽微な発症 - 中等症で再燃(抗ステロイド難治性慢性型)- 入院 -(直腸型/プログラフ)- 退院 - 再燃 - 入院(全腸型/ヒュミラ効かず) - 大腸亜全摘・人工肛門造設手術(ブログ開始) - 退院 - 腸閉塞快調残存直腸炎症(下血・腹痛再燃)入院腸閉塞残存直腸切断・肛門摘出手術退院 - 30代のストーマライフ(←★この記事はここ)・・・

 

ですが、今は、
オストメイトトイレがあると、
「おや」とすぐに気が付いて、
ちょっと覗いてみたくなります^^

 

これまでも、
うーしーが旅行や立ち寄り先で
撮った写真を掲載したり、
自分も仕事で移動中の高速道路で、
SAやPAにそれがあれば、
ちょこっと撮って、以下↓↓↓にまとめていました。

オストメイトトイレの旅

 

今日は、自宅の最寄り駅から電車に乗ったら、
あら、一番身近なこの駅のホームにも、
実は、多機能トイレがちゃんとあって、
オストメイトマークも表示されていることに、
初めて気が付きました。
(今まで、意識して見たことがなかった)

 

 

 

ですが、中をのぞいてみると、あれれ、
汚物流しもないし、
シャワーのようなノズルもないし、
これの、どこが、オストメイトトイレ?

 

 

私は今まで、オストメイトトイレというのは、
オストメイト(人工肛門/人工膀胱造設者)にとって、
必須と思われる設備が共通に備わっている、
と、思っていましたが、
実体は、全然違うんですね。

 

たぶん、つくられた時期によると思うのですが、
オストメイトトイレのマーク → 
が表示されていても、仕様は本当にバラバラで、
うーしーが一番便利に感じている、
「汚物流し」がないトイレも、
それなりに多いことがわかりました。

 

汚物流しは装具に溜まった便を、
立ったまま装具を開けて流すことができる、
ハイポジションの便器で、
これがあると、排便の処理がすごく楽。
実際にうーしーが使っている動画は以下↓↓↓。

 

 

ですが、最寄り駅のオストメイトトイレは、
汚物流しがなく、便座のところに、
パウチ・しびん洗浄用のノズルが
付いてるだけのタイプでした。

 

うーしー曰く、
「こんなところで、装具を洗浄したくないね」
確かに・・・

 

 

一方、乗換で降りた仙台駅のトイレは、
新しいと思われるトイレだと、
至れり尽くせりのバッチリ感!

 

以下は、改札内の2階コンコースこ線橋の、
オストメイト(多機能)トイレ。
汚物流しもあって、装具が置ける棚もあって、
シャワーノズルも鏡もありました。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

ですが、地下の仙石線改札口近くにある
オストメイトトイレ(多機能トイレ)のほうは、
汚物流しがなく、洗浄用のシャワーノズルだけでした。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

うーん・・・
ひとことで「オストメイトトイレ」と言っても、
本当にバラバラなんですね。
「入ってみるまでわからない」というのは、
オストメイトの患者さんにとって、
あまり便利とは言えない気がしてきました。

 

最低限、これとこれがあれば「オストメイトトイレ」
と呼べる区分があればいいかなぁ・・・
今だと、何かちょこっとあるだけでも、
「オストメイトトイレ」の表示になるので、
それは、あまり親切じゃない気もしました。

 

ですが、少ない件数を見る限りでは、
新しい設備ほど、充実しているので、
これから新設されるものに関しては、
改善されていくのかもしれませんね。
(予算次第?)

 

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