(はは)息子が潰瘍性大腸炎で入院しました(1回目)

 

この記事は、うさぎ(はは)が記憶と記録をたよりに、2017年6月30日に書きました。


息子(30代前半独身)のうーしーが潰瘍性大腸炎で入院しました。

 

GW中から下血と腹痛がひどくなり、会社を休んだりしていていて、GW明けに個人クリニックを受診。

 

その後、会社をずっと休んでプレドネマ(ステロイド)などで治療をしていましたが、一向によくならず、むしろ悪くなっていくので、家族で口をそろえて「入院させてもらうように、頼め、頼め」と言っていました。

 

息子の様子は、だれの目から見ても、入院した方がいいと思える病状(食べることができず、頻繁な下血と腹痛でずっと寝ていて、非常に苦しそうな状態。ウィダーインゼリーを数口食べるのがやっと)なのに、どうしてすぐに大きな病院を紹介してくれないんだろう?と思いました。

 

先生の真意は不明ですが、医学的な説明だと、息子の病状は検査上の数値的には、重症の条件に該当せず、軽症よりの中等症なのだそうです。内視鏡検査でもそこまで重篤な感じではない、と。(私への説明)

 

ですが、息子の訴えを聞き入れて、今回は紹介状を書いて入院への対応をしてくれました。

 

その前にも何度か打診はしていたのですが、「こういう病気は日数をかけて薬の効果を確かめながら治療を進めていくので、物事を性急に捉えないように」と軽く諫められていたんですよね。

 

息子は、ステロイドが効かないタイプの潰瘍性大腸炎です。

 

先生の私への説明は以下。

息子さんはステロイドが効かない体質のようです。
通常は効果が出るはずの治療が全く効かない。
だが、検査をしてみると、数値的には重度とは言えず、
このレベルでは軽度と判定せざるを得ないが、症状はよくない。
もしかして、潰瘍性大腸炎ではなく、違う病気の可能性もあるし、
これは、1年半前に息子さんを診療した総合病院で再度診てもらい、
当時の写真と比較の上、判断してもらったほうがいいと考えた。

 

そうなんです。

 

実は息子は1年前にも腹痛や下血が少しあり、そのときに、すでに潰瘍性大腸炎の診断を受けていて、そのときは、ある程度自分で調べて、難病であるらしいということはわかっていました。

 

ですが、軽かったこと、すぐにおさまったこと。その後、症状が全くでなかったことで、そのとき、病院に行ったきり、あとはそのことも忘れて、普通に生活していました。

 

家族もそのとき、息子を通じて病名を聞きましたが、「潰瘍性大腸炎」という名前のイメージが軽かったので、胃潰瘍と大腸炎を足して二で割ったようなものだろう、と、それほど重大には捉えていませんでした。なにより、すぐにおさまったので、家族も忘れていました。

 

ですが、今回色々調べてみると、軽めのネーミングとは裏腹に、結構大変な病気だったことが、このとき初めてわかりました。

 

そして息子は、先生の勧めもあり、昨年、受診して潰瘍性大腸炎の診断をした、地域のS総合病院に入院することになりました。

 

このときの息子は非常に体調が悪く、病院に行くのも自力では運転できずに家族が送迎していましたが、1年ぶりに受診したS病院で即日入院になりました。

 

当時、個人病院の先生が書いてくれた傷病手当申請用の書類の記述は以下の通りです。

 

平成27年7月に大腸内視鏡検査を施行され、潰瘍性大腸炎の診断となる。当院受信の7日前より血便が悪化して受診された。5月18日当院大腸内視鏡検査でも同診断となる。投薬治療に対して反応が不良で、血便、ギラが憎悪した。6が14日〇〇〇〇病院を紹介した。このため労務不能と判断する。

 

 

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