(はは)息子が潰瘍性大腸炎で大腸を取りました(亜全摘)
息子(31歳)が潰瘍性大腸炎で大腸を取りました。今日の手術は正確には、大腸亜全摘手術というそうです。手術はあと2回行う予定で、今日はその1回目。
予定では、
①本日、結腸を残して大腸を摘出し、ストーマ(人工肛門)を付ける。
②3~4か月経ったら、結腸も摘出して小腸を袋状にし(他の方のブログを読むとポーチというららしい)肛門と縫合する。
③ストーマ(人工肛門)を取る。
3~4か月の間隔をあけて、この3段階で手術を行う、というお話でした。
手術は11:20に手術室に移動して、16:30頃に終わりました。私はあいにく、どうしても外せない仕事があって昼前に病院を出たため、手術室への移動には付き添いましたが、全身麻酔から覚める時に居合わせることはできませんでした。母と夫の話によると、手術室からHCUに運ばれてきた時にはもう目が覚めていて、最初の一言は「ツム、一杯やった?」という言葉だったそうです。
ツムというのは、LINEゲームのツムツムです。昨年から、私たち家族は病床の息子を応援するために、50代の私も、60代の夫も、80代の母も、全員でツムツムを始めました。息子が最初に入院したときも、退院して実家に戻ってきた時も、その後新しい仕事に就いて引っ越した時も、そして再燃で再入院した時も、ツムツムはいつも家族の共通の話題となって、私達を楽しい時間を提供してくれました。
今日は手術の間、母も夫もデイルームでツムツムをしながら時間を過ごすことを息子は知っていたので、術後に開口一番そう言おうと事前に決めていたみたいですが、息子が麻酔から覚めると、そこは病室ではなく、なんとまだ手術台の上。目を開けたらそこに家族がいるイメージが覆されて、ちょっと調子が狂った?そうです。
私は息子の手術が終わって、1時間後ぐらいに仕事先から病院に戻りました。私への最初セリフは、「なんで黙ってるの?」でした^^いやー、突然、HCUで術後の息子と対面しても、話ができるんだかできないんだか、痛いんだか痛くないんだか、全然状況がよくわからないので、「ちょっと、出方を迷っている」と、私も、よくわかんないことを言いました^^
後日、「そういうことも(俺に)聞いたらいいじゃん」と突っ込まれましたが、確かに・・・
術後の息子は、しっかりした感じでしたがちょっとダルそうでした。力を抜くと口が開いてくるのかな?その少し開いたへの字の唇がカサカサしていて、のどが渇いてるように見えました。
布団をかぶっているので何が何だかよくわからないけど、点滴の管とか、ベッドの脇にぶら下がっている複数の袋とか、色々なものが周囲にセットされていて、終わったんだな、と、思いました。