【術後18日】いよいよ直腸管をはずす、食事は五分粥食に移行
【7月10日(月)】
休日が終わり、今週は『進展の週』と期待して起床。空腹感があったため、売店で買ったヨーグルトとビスコを食べちまいました。
そして朝の回診を待つ。
そして回診。助手的な医師が来ました。
三分粥を食べている分には問題ないことを伝え、五分粥半量に上げてほしいことを伝える。
医師もそのつもりだったようなので、今日のお昼から五分粥半量に上がります。
そして直腸の管の件。
「今日あたり抜けると思うんだけ…(俺)「今日抜いて下さい^_^」
「だよね。でも五分粥に上がるとなると少し様子を見…(俺)「今日抜いて下さい^_^」
「伝えておきます^_^;」
去年もそうだし、今回も入院していて思ったけど、病院って患者の意思が反映されやすい。結構重要な決断だとしても、医師が患者に「どうする?」と問い、患者がこうしたいと返事するパターン。そしてそれが反映される。
なので今朝は猛烈に自分の意思を伝えてみました。
朝食は三分粥。
胃も慣れてきたのか、牛乳やドロドロの栄養調整食品も全部飲めるように。そして完食。
食後の運動でも行こうかと思っていたら『外科の総回診がありますので、ベッドで横になってお待ち下さい』とのアナウンスが。
マンガの『医龍』であるように、外科の偉い人に医師が連なって動き、入院患者一人一人をサッと観ていきます。
どういった意味があるのかは分からないですが。
後で看護師が「今はああいうのはテレビくらいでしかやってないんですけどね。」だそうです。この病院は珍しいのかな。
いよいよ直腸粘液瘻の管を抜く
それから時間をおいて、さっきの助手的医師が「うーしーさん、お待たせしました。今から管を抜きますね。」
キター( ゚∀゚ )ー!!
前情報として、直腸の管を抜くのは痛いと聞いていましたが、そもそも管が入ってる時点で痛み止めを飲まないと挿入部が痛む。だから一時的な痛みなんていくらでもガマンするから早く抜いて欲しかったのです。
記録のためカメラをセット。
そして抜く作業へ。
・・・。
・・・。
なかなか抜けない。
力を入れて引っ張るが、
なかなか抜けない。
管は自然と抜けないように、挿入後に管先に水を注入しバルーンを膨らませているらしいです(お尻の管と同じ仕組みですね)。で、その注入した水がうまく抜き取れず、先っぽが膨らんだ状態で力任せに引っ張るので抜けないといった状況。
管を引っ張るのはいいんですが、かなり痛いですよ(~_~;)
ガマンしていればシュポッて抜けてくれるのかと汗かきながら見ていましたが、結局抜けず、隣で見ていた外科医とチェンジ。
水が抜けなかった原因は、管を皮膚に固定する糸が一本切れていなく、締め付けられていたからっぽい。チェンジした医師が「たぶんこれ(糸)だよ。」と糸を切って注射器の押し子?を引っ張りあっさり水が抜けました。
そして管をスルスルと抜き取り、完了。
最初からやってよーと思いましたが、医師にも失敗や経験が必要。助手的外科医さんには今回の経験を次に生かしてもらえればいいです。
この時点で身体中汗だらけ。
でもやっと点滴のカテーテル以外の管が抜けて解放感ハンパない。
管が入っていた部分から液が出てくるのでガーゼを当て、しばらく横になりました。
そして今日の昼食から五分粥に挑戦
昼食の五分粥半量に備え、軽く運動をしておきたかったのですが、午前中は「いろいろ」あり、あまり動かず昼食へ。
来ました…固形物…恐ろしい…。
ゆっくり噛んで口の中でドロドロにして汁物やお茶で流し込む。
食欲的には全て食べられるが、安全をとり5割でおしまいに。
これまでの流動食と違って、やっぱり胃や腸にズシッとくる感じがあります。
なんとか詰まらず排出されて下さいませ。
病室移動、ストマケア、障害者認定のこと
今日は午後もいろいろ。
まずは無料の大部屋が空いたため引越しをしました。今まで少し設備が整っている準個室と言う4人部屋でしたが、2,100円ほどお金がかかるので移動を希望していました。
これで五分粥で失敗して入院が長引いてもお金の心配は無くなりました。
夕方にはストマケア。
3日に1回のペースらしいですね。
指導を受けながら装具の交換、ストマの洗浄を自分で行いました。看護師の引き継ぎメモによると、とても上手で覚えるのも早い。とのこと。まぁ、若いから。
親切にいろいろ教えてくれる看護師だったので、ストマ装具の維持費についてたくさん質問しました。
ストマのむくみが落ち着いてきて、次回から装具を加工しなくても良さそうなので、複数ある種類の中から装具を注文し、業者さんが病棟に説明がくるらしいです。
その他の情報として。
装具関係は3日に1回の交換ペースとして1ヶ月で約1万円強(+その他消耗品が無くなればその都度)かかるようです。ストマの人は障害者4級の申請ができ、月8,000円〜9,000円の補助が受けられるみたいです。
しかし永久ストマの場合は確実に障害者認定されますが、将来的に閉じる一時的なストマの場合は不確定(当県は認定されるケースが多い)で、申請書類を病院に書いてもらうだけでも10,000円かかるそうです。
申請してから認定されるまでも時間が1ヶ月〜2ヶ月かかり、遡っての還付はない。
となると、自分の場合ストマである期間は約半年なので、障害者認定を受けても大きいメリットは無いのかなと思いました。
ま、ストマ屋さんが説明に来た時に、再度詳しく聞いてみます。
本日の夕ご飯と体重
夕食。
五分粥半量。
やっぱり形のあるおかずは美味しいです。
お昼と同様、食欲的には全て食べることはできましたが、6割で終了。
点滴は夕方に終わっていたので、食後の運動に行きました。
3度目の食事再開から、便を捨てた回数・便の性状・体重などをメモしていますが、五分粥を食べてから便は少量しか出ていなく、体重も増えていました。
【体重】
食事再開前の絶食期で48kg前半で今は49kg後半。やや溜まって来たかなという感じ。
因みに2度目の食事に失敗して苦しかった時は52kgまで増えました。
心配になりましたが、検温の際にお腹は動いてると言われたので、明日の朝までに排便されることを願います。