潰瘍性大腸炎を知らない友達との二人旅はツライよ
久慈にある「山海里(さんかいり)」というレストランの
「琥珀丼」です。2300円です。
先日、友達と二人で三陸をドライブ旅行をしてきた
うーしー(息子。30代前半独身)が撮った写真です。
これ、すごいらしいんですよ。
海鮮丼のネタがすべて3枚ずつ入っていて、
しかもそれだけじゃありません。
ご飯の中に、なんと!ウニ丼の層と牛丼の層があって、
海鮮丼+ウニ丼+牛丼を一度に楽しめるらしいです。
そしてもちろんですが「メチャメチャうまい!」そうです。
うーしー曰く「2300円の価値はある、また食べに行きたい」
とのこと。
だがしかし、うーしーは、
潰瘍性大腸炎で大腸を取って術後2か月。
手術前は、1年間、緩解に至らず、
毎日、トイレの不安に怯えながら、
食べ物にも細心の注意を払っていました。
今は、不安がなくなってQOLも劇的に改善し、
その喜びをかみしめるべく、
道の駅スタンプラリーにトライし始めたうーしーですが、
そうはいっても、人工肛門(ストーマ)だし、
腸閉塞にも、まだまだ気をつけなきゃいけないし、
普通の人と同じってわけにいはいかないんですよね。
でも、同行の友達(同い年で遊び友達で幼馴染の男子)は、
潰瘍性大腸炎のことも、手術や人工肛門(ストーマ)も、
基本的によく知らないので、
今回の旅は、その点で、結構ツライものがあったそうです。
まず冒頭の海鮮丼。
健康な人でも多いのに、
当然、うーしーは全部食べられません。
物理的には可能かもしれませんが、
その後の便のことを考えると、
(旅先でもあり)自制心が働きます。
だから本当は、食べたいものは、
ひとくちだけちょこっと食べて、
残りは友達に食べてほしいんですが、
(つまりひとつのメニューを二人で分ける等の配慮)
友達はその雰囲気がわからないので、
自分の食べたいものだけをガシガシ注文して、
意外に非協力的なんだそうです^^
だから、焼き鳥をひとくち食べたくても、
一人前を頼んで、大半を残す・・・
みたいな無駄(お金と食べ物と両方)が多くて、
うーしーとしては、非常に気になったとのこと。
また、夜も、体調を考えて早めに休みたいのに、
「居酒屋に行きたい」と言い始めて、
しかたなくチェーン店に出かけて、
友達は散々飲み食いして、
自分は同じぐらいのお金を払いながら、
ソフトドリンクと、大半は残すオーダー。
「でも、病気のことを知らなければ、
30代の男の子なんて、そんな感じじゃないの?」
ところが、そもそも、今回の旅は、
うーしーが頼んで、付いてきてもらったもの、
なんだそうですよ。
だから、車もうーしー、運転もうーしー、
ガソリン代もうーしー。
なのに、気遣いの「気」の字もなく、
ほかにも、色々と腹が立つことが多くて、
「もう、あいつとは絶対行かない、次は一人で」
と、不満をぶちまけていました(笑)
結構、ワガママだったとのこと。
「家族だと、みんなわかっているので、
自分が多い時には、誰かがすぐに食べてくれるけど、
やっぱり、友達はそういうわけにはいかないねー」
だよね、そういうときには、
やっぱり家族は気楽でいいよね。
なのに、なんで連れて行ったの?
やっぱり、何かあったときのことを考えて?
「実は、写真を撮ってほしかったんだよね。
俺一人だと、俺の写真は撮れないからさー」
(SNS用に背景と全身写真が欲しかったのかな?)
「ところが、あいつは、全然撮ってくれないんだよ。
頼むと面倒臭そうな顔するし。
俺は喜んで撮ってやるから、あいつの写真ばっかりだ」
ああ、そうですか^^;
それは、潰瘍性大腸炎を知っていても知らなくても、
元々、そういう人なんだから(笑)
今後も連れて行かない方が、ストレスがなくていいかも。
そんなところでストレス溜めたら、
また潰瘍性大腸炎になっちゃうよー(笑)
(ウソ。もう大腸がないので潰瘍性大腸炎にはならないw)
ホテルの朝食は、バイキングだったので、
食べたいものをひとくちだけ選べるので、
非常に楽だったとのこと。
ちなみに、付き添いといいながら、
かなりマイペースで旅をエンジョイした友達は、
宿泊代以外の、ガソリン代、通行料等は、
1円も払ってくれなかったそうです。
「割り勘じゃなくていいので、ちょっとはさぁ・・・」
その人は、今後も期待しない方がいいよね。
以下は、ホテルの朝食バイキングの写真です。
なんか、色合いや雰囲気が病院食みたいですが(笑)