【27日目】退院しました!何もなかったかのように家に帰って来た息子
7月19日(水) 術後27日目
ついに息子が退院しました。詳しいことは、あとで息子がアップする記事をお待ちくださいね。
私は仕事で病院に迎えにも行けず、帰宅の瞬間にも立ち会えませんでしたが、夕方に帰宅した、普通に、本当に普通に、息子がいて、皆で夕食を食べました。
6月22日に大腸亜全摘の手術をして、その後はパジャマ姿で点滴の管とか粘液瘻の管とか、腰に袋をぶら下げて点滴スタンドを引っ張って病棟を歩く息子のイメージがすごく強かったので、Tシャツを着て当たり前のように食卓に着いている息子を見ると、今朝、家から出かけてそのまま家に帰って来たような・・・63日の入院期間がまるで何もなかったような錯覚に陥ります。
息子は昨年も潰瘍性大腸炎で2か月半、入院しました。だけど、昨年の退院とは状況も家族の気持ちも全く違います。
昨年は、プログラフで病状は改善したものの、誰の目にも緩解とは言えず、食後の腹痛がまだ消えない状態で、不安を持ちながらの退院でした。まだ十分よくなっていないのに、「退院させられた」という印象に近いです。そして当然ながら、その後の食事は非常に制限が大きく、食べたくても食べられない物が山のようにありました。
ですが今回は、入院している時から(手術後)、牛乳、チーズ、グリンピースなど、今までNGだったものが出されたし、最後に点滴の管が外れたあとの息子は、思った以上に元気に自由に動き回り、売店で間食用にカステラを買ったりチョココロネを買ったり、見る間に、健康な人と変わらない感じになりました。
昨年は、大腸全摘だけは避けたいと本人も家族も強く思っていましたが、実際に大腸を取ってみると、(ストーマではありますが)こんなに元気になるんだ!と、術前術後の変わりように驚いてしまいます。
今日は夫が象印のおかゆメーカーを買ってきたので、息子はそれでつくったおかゆを食べました。これ、すごくおいしいおかゆができますね。
夕食後は恒例の家族全員ツムツムタイム。この瞬間を待っていたよ。うーしー、退院おめでとう。