小腸(人工肛門/ストーマ)は、みんなの可愛いアイドル?
8月5日(土) 大腸亜全摘手術後44日目/退院後17日目
うーしー(息子、30代前半、独身)の今日の夕ご飯は以下でした。
●おかゆとお茶漬け
●きのうの白菜の味噌汁(煮込んで柔らかい白菜)
●ほうれん草のお浸し(柔らかく茹でたもの)
●鶏肉のトマトあえ(昼のミートソース終了(笑))
●厚揚げと大根と人参の煮物
今日は夕食時に、うーしーが
人工肛門(ストーマ)に関して
チャーミングな話をしてくれました(笑)
うーしーのお腹から突き出て露出している小腸は、
実は可愛くて愛らしいヤツのようなのです。
そういうのが苦手な夫をのぞき、
私(50代)と母(80代)は、
うーしーの人工肛門(ストーマ)に興味津々で、
よく調子を尋ねたり、
その都度見せてもらったりするのですが、
うーしーの話によると、
それは思った以上によく動くのだそうです。
以下は、うーしーが語った人工肛門(ストーマ)観察の弁です。
見ていると、細長くなったり短くなったりしながら、グリングリンて動いて、ぷぁーっと恐竜の赤ちゃんみたいな鳴き声を出して、そのあとウンチが出てくる。
ウンチが出る前は、先に水様便が先行して出ている時があるので、そのときは小腸がクアーッって鳴くときにプチプチって音がする。ぷくぷくと泡が出る感じ?そのあとににゅるにゅるとウンチが出てくる。
これらは、自分の意志とは関係なく勝手に動くので、
私達家族は、話を聞いているだけでも、
物珍しいというか、不思議と言うか、
むしろ愛くるしい?といった気持ちになります。
ストーマ(小腸)に名前を付ける人もいるそうですが、
その気持ちがよくわかります。
自分の意志の配下にない小動物がそこにいるようで、
ペットみたいな感覚には、
確かになるかもー!www
とにかく可愛いんですよ?
以下は、入院していたころのうーしーが、
装具の交換直後に撮った写真です。
まだ便が出る前なのでパウチも空っぽできれいです。
この中に、やがて小腸から排出された軟便が溜まっていきますが、
それは自分の意志ではコントロールできません。
「食べたら勝手に出る!」そんな感じです。
イメージ的には、お腹から真っ赤なおちんちんが出ている感じですが、
割とまさにそんな感じですね^^
これが小腸の先っぽで、抜歯不要の糸で固定してあるそうです。
うーしーの小腸は下向きで角度も形状もいいらしく(笑)、
起きて普通に生活している時は、
便がどこにも引っかからずに下向きに落ちていくため、
かぶれにくいそうです。
ですが、大腸摘出時に切って外に出した小腸は、
時間が経たないと、
どういった形状になっていくかは誰もわからず、
なかには、かぶれやすい形になってしまうケースもある模様。
でも、ぐりんぐりんと動いて、プァーッと鳴くなんて、
メチャメチャ可愛いじゃないですか!!!
人のからだって、不思議だなーと思うと同時に、
心からの愛着がわいてきましたよw
いまや、家族みんなのアイドルですね、
うーしーの小腸は!(笑)
* * * *
ちなみに、退院時から今に至るまでの間の、
うーしーの薬は以下です。
●プレドニン(ステロイド)※朝のみ服用
●ファモチジン(胃酸抑制)※朝と寝る前
●リンデロン注腸 ※朝晩
うーしーは今日、散歩で近くのコンビニまで往復しました。
日差しを感じ、風を感じ、草の匂いや車の音・・・
で、「下界っていいな」と、心から思ったそうです。
そうよね、病院は空気も季節も流れて行かないもんね。
今夜は外から花火の音が聞こえます。