(はは)手術が無事終わる。残存直腸切断,肛門摘出,腸管癒着剥離

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今日、うーしー(息子。30代前半独身)の2期手術が終わりました。
内容は、残存直腸切断と肛門摘出と腸管剥離です。
これによって、うーしーは永久ストーマになりました。

 

予定の所用時間は4時間でしたが、
前日の手術説明で聞かされていた通り、
腸管の癒着があり、剥離で1時間多くかかったとのこと。

 

私はあいにく、休めない出張(県内)の仕事があり、
朝早く起き、AM6:30に家を出て病院に向かい、
うーしーの顔を見て、励まして、病院から仕事へ。
滞在時間、わずか、10数分・・・

 

うーしーには前日、「9時までに現場に行けばいい」
と言っていたのに、昨夜、確認したら、
仕事のスタートが8時であることがわかり、
うーしーとゆっくり話をする時間もなく病室を出てしまいましたが、
事前にそれをうーしーに伝えていなかったため、
病室を去るときのうーしーのがっかりしたような寂しそうな表情が、
あとから、気になって気になってしかたなく、
仕事場に向かう車の中でも、そればかり考えていました。

 

前回(大腸亜全摘)よりも短時間で済む手術で、
入院日数も前ほどではないと聞いているのですが、
前回はそれほど不安がなかったのに、
今回は、自分が朝から夕方まで地元にいないこともあるせいか、
妙に心配でしかたありません。
ここから先は、私のあとから家を出て、
もうすぐ病院に到着するはずの母と夫に頼むしかないです。

 

今日は朝から小雨で肌寒く、通勤時間帯に入った街中は渋滞。
ワイパー越しに前の車の赤いテールランプをぼんやり見ながら、
「何事もありませんように」と、ずっと心で祈っていました。

 

 

仕事先で迎えた午後。

 

手術の開始は8:30~9:00の間と聞いていて、
予定では、13時過ぎには終わるはずなのに、
14時になっても一向に連絡がありません。
仕事先で「大丈夫なんだろうか?」「何かあったんだろうか?」
と不安を抱きつつ、何度も何度も、スマホを確認。

 

すると、15時を過ぎて、ようやく夫からラインが!

 

「今、終わりました」

 

よかった。
今まで何も連絡が来ないところを見ると、
無事終わったのだと思われました。

 

あとで聞いたところ、
やはり腸管の癒着剥離に時間がかかったようです。

 

前回は、母がうーしーに強く頼まれていた、
摘出大腸の写真を撮れず(前回も私は仕事で立ち会えず)、
術後、麻酔から覚めてすぐに、それを聞いたうーしーが、
まさかの結末に茫然として泣きそうな表情を見せたので、
家族は非常に胸を痛めて、ずっと気にしていましたが、
今回は、母が果敢に撮影を敢行したようです。
よかった・・・それも、よかった。
(先生も気にする様子もなく快諾したとのこと。夫談)

※ちなみにうちの夫は写真が下手なので、
うーしーは、デジカメに慣れている、
母(祖母 80代)のほうに依頼するんです^^

 

 

仕事が終わり、病院に到着したのは18:40過ぎでした。

 

うーしーは、HCUの中に居ましたが、
全身麻酔から覚めてすぐに、家族と話をした前回と異なり、
今回のうーしーはずっとうつらうつらしているようで、
夫からも母からも「今も寝ている」というメッセージが、
何度か、届いていました。

 

HCUに入ると、やはりうーしーは寝ていましたが、
人の気配で目が覚めたのが、少しまぶたが開いたようでした。

 

「うーしー?」と声をかけると、目を開けましたが、
「早く・・・・」と聞き取れない声で何か言いました。
その後すぐに、言い直した言葉で、
「今回は前回と違って具合が悪いので早く帰ってほしい」
という意味だと気づき、すぐに退出。

 

去り際に、小さくお礼を言って、
こちらに少しだけ手を振ってくれたうーしーを見て、
家族に悪いと思っていることが伝わり、思わず、
「いいよ、いいよ、大丈夫だから気を遣わなくていいよ」
と言ってしまいましたが、そんなことを言わずに、
あっさりとさりげなく帰ってきたらよかったなぁとまた反省。

 

やはり、今回の手術は前回よりも重かったようで、
術後の様子を見ていても、
回復には時間がかかりそうな気がしました。

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